ルシフェル教授の世直しブログ

カオス系YouTuberルシフェル教授の雑記

最近病んでる現場監督さん多くない?

最近雑工として建築現場に来て思うのですが、精神的に病んでる監督さんが多いように思えます。

「荷物つけたまま仕事するの?」
→そこに荷物置いといてで済む話です。

「ん?何?帰れば?」
→人としてお疲れさまくらい言えないのかと…

言い回しにとげがあったり、屈折した言い回しをしてくることが多いのです。

納期、予算、職人・顧客対応。

彼らの考えや苦労は我々の想像を超えることでしょう。

建築現場でのヒエラルキー(権力構造)は私の知る限りこのような形です。

顧客>職人>監督>派遣(雑工)

従って我々雑工に八つ当たりしてもおかしくないのではありますが、何もそんな言い方しなくてもいいのになと思います。

私の友人も工務店のような仕事をしているのですが、

「職人はうるさいやつが多い」

と言ってました。

「顧客に呼ばれる立場なのに高飛車なんて凄いね」

と私が言うと

「そんなもんだと思ってた」

と友人は言いました。

考えられない話です。
もちろん全員ではないでしょうが、顧客に対して高飛車になれる人がいるとは私は驚きでした。

私たち雑工は代わりはきくわけですから、お客さんに高飛車な態度を取れば即呼ばれなくなります。
すると生活の安定に直結します。

職人さんは特殊技能だからそういった発想はないのでしょうか。

友人の話では文句の多い職人さんはやはり暇なことが多いため、友人にさんざん文句を言った後連絡してきて「仕事ない?」と聞いてくるそうです。

友人がよく呼んでいる職人さんは技能もさることながら『人間が出来ている』そうです。
家族もきちんと運営し、呼んでくれている人に敬意を持って接する。
それだけで収入もさることながら人生の充実度桁違いになると思います。

我々雑工の世界にも文句の多い人はいます。
内勤の方に現場の文句ばかり言う人もいます。

しかし仕事が忙しい時期はそれでもいいかもしれませんが、世の中全体や会社単位で仕事量が薄くなってきたときにそれでは自分の首を絞める結果となります。

協力会社として呼んだ相手にも呼ばれた相手にも敬意を表する、これが資本主義社会で生きていく処世術でもあると思います。

私は機会があればこのことを若い世代に伝いたいと思います。