ルシフェル教授の世直しブログ

カオス系YouTuberルシフェル教授の雑記

最近感じるアジア諸国への危機感~資本主義における下克上~

第二次世界大戦後、日本を支配したあるアメリカ人は日本人を『猿』と言いました。

ameblo.jp

しかし勤勉な我々の祖先はこのような扱いにもめげずに戦後の焼け野原から復興し、日本は世界有数の経済大国になりました。

 

その代表的な産業の一つに自動車産業が挙げられ、とある大きな流れを引き起こしました。

kurashi-no.jp

デトロイトはかつて自動車産業で栄えたもののそれが内部の働きによって混乱が起こり、そして日本の自動車産業によって衰退しました。

 

私はこれを『資本主義における下克上』と名付けました。

 

さて、近年の日本はどうでしょうか。

blogos.com

戦後復興から高度経済成長、バブル崩壊と大きな流れはあったものの、

 

・犯罪率が低い

・暴動が少ない

・通貨のハイパーインフレがない

・警察の汚職が少ない

 

これらの要因から世界的に見ても国民の生活は高い水準でキープされていると言えます。

 

周辺諸国との付き合いを考えてみると、個人的には2000年前後くらいまでは中韓に対して今ほどの経済的な脅威を感じてはいなかったと思います。

 

その危機感が表層化してきたのはここ数年です。

 

中韓の優秀な企業が家電やスマートフォンなどの生活必需品のシェアを日本から徐々に奪い始めました。

韓国の所得の中央値が日本を超え、中国の企業が新卒の初任給を日本の一般的な企業の倍出す・・・

このような事態を数十年前誰が予測できたでしょうか。

 

今後はフィリピン、ベトナム、タイなどもこれに続くと思われます。

友人と話していて特に危機感が湧く国はタイです。

edifying-bkk.com

世界物価ランキングでは1年で12ランク上がっているとのことで、成長が目覚ましいと言えます。

 

「タイでは日本で言うと万単位の高級料理屋が人気らしい」

 

友人の言葉は友人の交友関係などで多少のバイアスがかかっているかもしれませんが、調べてみたところタイの物価は近年安いとは言えないようです。

家賃に関しては日本の東京の半分くらいで、日本の地方と比べたら非常に安いとは言えないかもしれません。

 

上のブログによれば生活費は日本の60%レベルで済むので、多額の資産を持っている方は浮かせた生活費を再投資して資産を増やせるかもしれませんね。

しかしこの60%という数字も徐々に上がっていき、最終的には日本と同じ水準になる可能性があります。

 

〇何が経済を発展させるのか

 

友人と話していたのですが国が経済を発展させる大きな要因は

 

『ハングリー精神』

 

だという結論に至りました。

戦後焼け野原だった日本を経済大国にまで発展させたモチベーションはハングリー精神だったはずです。

blog.gcsgp.com

貧しいと言われていたアジア諸国には日本人が忘れていたハングリー精神を持っているとのことです。

私は実際にアジア諸国の学生さんと話したことはありませんが、日本に多数の留学生が来ていることを考えると本当にそうなのかもしれませんね。

 

〇日本の都市もゴーストタウンと化すか

 

テーマは経済的な下克上という話で、デトロイトのようになる都市が日本にも発生するかもしれません。

hbol.jp

デトロイトほど荒廃することはないのかもしれませんが、事実日本の国土で日本人による管理が出来なくなっているエリアがあるようです。

敗戦による領土支配もそうですが、経済の流れで国土が失われるとしたら恐ろしい話ですね。