日本は不思議な国
日本は第二次世界大戦での敗北をバネに未曾有の急成長を遂げました。
島国で人口一億人を超える国は他になかなかありません。
ユーロができる前はドルに対抗できる通貨は円以外にあったでしょうか。
日本の戦後教育はネット普及以前の社会では概ね良好に機能していたのでしょう。
日本の識字率は世界屈指で、ホームレスが本を読む光景は他の国では考えられません。
しかしながら私が感じる違和感について、誰もが感じながらもうまく説明できないことでしょう。
受験戦争、就活戦争。
(これらも「自分がしたいからする」という自己責任でやるべきであって、回りがやってるからやるというのは自分の人生の責任を一部放棄していると言えるかもしれません)
これらの大イベントは人を工場のラインのように一定水準の品質に仕上げることに成功しているように思えます(私はこれらを無意味だと思うしついて行けなかったから今に至るのです)。
引きこもり、ニート、犯罪者などはこのラインから外れた結果なのです。
要は日本の社会は人の精神的限界レベルの努力を常に強いるマラソン社会だと思うのです。
マラソンから遅れた人は脱落者。
そういった無言のプレッシャーがあるのかもしれない。
先日自殺配信した女学生のセリフが物語っています。
「なぜ私は頑張らなくてはいけないの?」
彼女を追い込んでいたものの正体は一体なんなのか?
私はそれを解き明かして一人でも多くの同胞を救いたい。
そう思い筆を取ります。
ブログの方は不定期ですが少しづつ書こうと思います。