感情の押し付けの話
私はそれは態度の悪い子どもでした。
小学生だったときの運動会で私は
「運動会まじだるい」
と友達と話していたら、それを両親に聞かれて怒られたのです。
父「運動会がかったるいってどういうことだお前。運動会はみんなで楽しむものだろ。お母さんそれ聞いて泣いてたぞ」
私は感情の表現も許されないのかと戦慄しました。
母も泣くほどの事案でもないだろうと今でも思います。
「運動会は楽しむべきもの」
父はそう言ってました。
感じ方は人それぞれでいいと思うのにそれが許されないのです。
確かに当時私の態度もよくなかったかもしれませんが、感情を押しつける文化とはいかがなものでしょう。
映画スカーフェイスで主人公のトニー・モンタナがアメリカの入国審査のときこう言ってます。
「お前らアカ(共産主義者)か?
アカはこういうぜ。
これを食べろ、これを着ろ、こう思え、こう感じろ」
日本は共産主義だったでしょうか?
某国のトップは「日本は最も成功した共産主義国だ」ど言ったらしいのですが、こういう感情の押し付けも国民の一定水準化の要因かもしれません。
現在私には子どもはいません。
このような息苦しい社会であったり、私の両親を見ててまったくもって家庭に夢を持てないし、子どもを育てたいとは思えないのです。
私と同世代以上の人間は正直救えない人も多いのですが、このような社会に生きる若い世代の人たちがあまりも不憫なので私は筆を取りました。
私は動画やブログを通して表現活動をすることによって少しずつ日本をよくしたいと考えています。