アスペルガー(発達障害)独自の共感性
これはまだ研究段階の話です。
私は一時期うつ病を患い、復職のために心療内科のデイケアに通っていたのですが、そこでは様々な方が通われていました。
デイケアでは正社員をしていて様々な事情で休職に至り、みなさん復職を目指しているわけです。
心療内科に定期的に通ってさらにデイケアに通って復職を目指す人の集合と、通常働いている方の集合とはかなりかけ離れたバイアスがかかっています。
私と当時のパートナー(デイケアで知り合いました)で日々議論した結果、彼らはAC(アダルトチルドレン)とアスペルガー傾向が強いようでした。
家族との関係性が通常より過保護だったり通常の基準外の傾向が強いと通常の方(非AC)が耐えうるようなストレスに耐えられないようで、結果職場で精神を患い心療内科に通うのです。
当時デイケアに通われていたAさんという方がいました。
その方は寡黙だったのですが私たちの会話に対して突然怒り始めたのです。
AさんがいないときにBさんが言いました。
「あの人輪に入れなかったから怒ったんだよ」
私は驚きました。
普段Bさんは会話の流れを読まずに突然昨日起こった出来事を話し始めるような方でした。
当然私は人の気持ちを察するのが苦手な方なのだろうと思っていましたがこのときは違いました。
AさんもBさんも独自の世界観を持っていて、私とパートナーは彼らをアスペルガーもしくは発達障害の傾向が強いのではないかと分析していました。
なぜBさんがAさんの気持ちを理解できたのか理由はわかりませんが、発達障害特有の共感性があるのではないかというのが私の持論です。
もう一つ例を挙げます。
私とパートナーで某ソーシャルゲームをプレイしてました。
パートナーがチームのリーダーで私がサブリーダーという編成でプレイしているときに、私たちよりも強い新入りの方がやたらとチームの方針に口を出してくるのです。
その割にこちらが
「ではリーダーをやってくれませんか」
と言うと、
「いえいえ、あなたたちのチームですから」
と逃げるのです。
その人は性別不詳の中性的なアバターをしており、私になぜか「男を見せろ」や「サブリーダー失格」といったようなことを言ってくるのです。
あとから思ったのですがその人はいわゆる『おなべ』で、やや女々しい男の私が疎ましかったのかも知れません。
何よりも彼?彼女?が私を押しのけてサブリーダーの立場に陣取り、リーダーであるパートナーを操作しようとしたがっていたのがありありと伝わってきました。
歴史的にも若い将軍を擁立して裏で操るのは常套手段ですね。
チームはめちゃくちゃになりました。
勝てそうもないバトルにみんなで全力を投じ、みんな疲弊しました。
その人は無責任な言動を取るので私は「無責任だ」と言うと今までチームだったメンバーが「無責任なんかじゃありません!」とその人を擁護する始末でした。
私の立場はどん底になりました。
私もパートナーも疲弊しきっていました。
私はパートナーに提案しました。
私「チームを解散にしてあの人をクビにしよう」
パートナー「そうだね」
後半はその人をあがめるような空気にしてつつがなくイベントが終わろうとしていました。
私は切り出しました。
私「さて、チーム解散しますか」
パートナー「そうだね」
みんな「え⁉」
裏切った人「え~~~~~(≧▽≦)」(さすがバツ1)
チームは解散となり、その人はリーダー権限で除名にしました。
私もパートナーも非常に疲れました。
女々しい私に「男を見せろ」と噛みついてきたり、チームを無謀な戦いに導いたり、責任逃れな発言ばかり繰り返すなかなかの人格障害でした。
なぜその人の気持ちが私に分かったかって?
リーダーであるパートナーを一番操っていたのは私だからです・・・