マルチ商法の論破の仕方
あまり接点のなかった同級生などから急に呼び出されたときにあなたはどう思うでしょうか?
同性で知り合ったばかりなのに妙に親しく誘ってくる人がいたら?
すべてとは限りませんが、中にはマルチ商法に勧誘してくる人もいます。
私は人生において4回ほど勧誘されています(カモりやすそうに見えたのでしょうか・・・)。
当時はうやむやにして勧誘を躱しましたが、論破の仕方を10年もの間考え続けてきてようやく形になりつつあるのでみなさんに伝授しようと思います。
1.「それってブラインド勧誘ですけど?」
特定商取引法33条の2を簡単に言うと「食事をしよう」と言って行ってみたらマルチ商法の勧誘をされたというケースは違法なので、「マルチ商法の勧誘をするためにあなたを誘いますよ」と言わなくてはなりません(ただし罰則はありません)。
「ブラインド勧誘(違法行為)をするような組織とはお付き合いできません」ときっぱり断ることができると思います。
論破をマニュアル化している組織としてはどう対処するでしょうか。
2.「納税関係の書類見せてもらえます?」
副業でも年間で収入が20万円超える場合申告しなくてはなりません。
年間20万円稼げないようなビジネスならアルバイトをした方がましですので「アルバイトの方が稼げるのではないですか?」と言ってみるのも手です。
勧誘者が副業でビジネスをしていて年間20万円以上稼げていない場合有効です。
いずれにしてもこれは相手に対するけん制の意味合いもありますから、相手を揺さぶるジャブとして有効です。
番外編として以下のケースを想定してみます。
①ネットワークビジネスなどで年間20万円以上どころか生活の柱にしている人には通用しないかもしれない
→「あなたの収入に至るまでの労力とアルバイトしたときの労力どちらが楽ですか?」
②個人情報の観点から書類を見せてくれない
→「登録などするときにこちらの個人情報も開示するわけですよね?不公平じゃないですか?」
3.「あなたのご家族も勧誘されたんですか?」
心からいい商品・システムなら家族にも勧めるはずです。
もし家族には勧められないようなものだとしたら?
4.とにかく疑問をぶつけまくる
完全に穴のないようなシステムで心からいい商品だと勧誘者が思って勧誘してきた場合論破するのは難しいかもしれません。
穴だらけのシステムで勧誘者が本当はいい商品だと思っていない場合、疑問をぶつけまくっていたらほころびが出てくるものです。
普段から頭の回転を早めるような努力をしておく必要があります。
いかがだったでしょうか。
勧誘された方が心からよいシステム・商品・組織であると思ってディストリビューターになられるのは構わないのですが、「勧誘されて嫌な気分になった」「ディストリビューターになったが全然稼げなかった」などのケースがこの記事によって減ることを願っています。