宗教に勧誘された話
「ジブリの人の講演会があるから行きませんか?」
知人にこのような誘いを受けて私はとある施設に向かいました。
そこでびっくりしたのが、外観・内装共に豪華なその施設というのが某有名宗教団体の施設だったのです。
やられた・・・
私はそう思いました。
講演会の内容は以下のような流れです。
「私の息子が交通事故にあったが、普段からお経を唱えていたから重い症状だった息子は回復した」
講演会が終わった後、知人はもう一人の方を呼んでその方の車で私の家まで送ってくれることになりました。
知人「どうでした?」
私「けがが回復するくらお経が素晴らしいものなら初めから事故にあわないと思うんですけど」
知人「・・・お経も万能ではなくてですね・・・」
私「それよりも宗教団体って聞かされてないですよね?不公平じゃないですか?」
知人「・・・黙っていてすみませんでした。私たちの団体はお経を唱えて社会貢献をするという団体で・・・」
私「社会貢献って個人的にボランティアをするのではだめなんですか?」
知人「・・・いや、それでもいいんですけどみんなで集まった方がですね・・・うちの団体は今イタリアでとても信者さんが増えてるんですよ」
私「それって日本では頭打ちってことですか?」
知人「・・・またお話聞いていただけますか?」
私「機会があれば」
私はその後LINEにて「お互い時間の無駄になるのでもう勧誘しないでください」とお断りを入れました。
このように細かい質問に対して的確に答えられないようなものは相手に勧めるべきではないのです。
相手に対して失礼な話です。
私自身発達障害の傾向があるために脳トレをしていたのと、私の人生を変えてくれた一人の女性との出会いが私の能力をここまで引き上げてくれました。
昔の私だったらお茶を濁して断り切れなかったかもしれません。
最近では鋭い指摘をするような人の動画を見ることも『疑問を持つ』ということに一役買っていたかもしれません。
未来を担う人材のお手本になるためにも、私自身精進し続けなくてはならないと思っています。